キャリア・プランのモデル
当事務所でキャリアをスタートさせた弁護士の成長過程は人によってさまざまです。本人の希望、実際に担当した業務の内容、家庭の状況、偶然その他いろいろな要素によって異なり、まさに十人十色です。
以下は、ある弁護士のキャリア育成の過程をサンプルとして紹介します。
あるM&Aを専門とする弁護士の
キャリア育成過程の例
- AMTでの弁護士としての第一歩をスタート。
- デューディリジェンス、リサーチ、クライアントとの会議・連絡、準備書面のドラフト、事実関係調査業務などで多忙な毎日を送った。
- クライアントとの直接のやりとりを任されることが徐々に増えた。
- M&A案件で、ある程度自分で切り盛りできる部分が増えてきた。
- チーム編成を自ら考え、案件をリードするパートナーやシニア・アソシエイトのもとで、案件を回せるようになった。
- 大型M&A案件のDD隊長に抜擢され、10人の後輩アソシエイトを率いて苦労したが、経験値は急上昇した。
大手金融機関の投資銀行部門に出向し、かねてから興味があったM&Aの実務をクライアントの目線で深めることができた。
- 更なる成長のために、米国東海岸のロースクールに留学。
- 米国の一流ローファームにて1年間の研修を行った。
- 帰国後、シニア・アソシエイトとして、大型M&A案件を担当。相手方との交渉を主として担当し、クロージングまで導いた。
- 留学に行く前よりも任される範囲が広くなり、忙しいが充実した毎日を送った。
パートナーに就任し、多数のM&A案件を受任して、充実した毎日を送っている。かつての自分を思い出しながら、若手アソシエイトの育成にも精力を注いでいる。