事務所訪問の際に感じた
「雰囲気の良さ」と
恵まれた環境に魅力を感じた

私はもともと関西出身で、京都大学法学科大学院に通っていましたので、地元で就職するつもりでいたのですが、在学中に司法試験の予備試験に合格し、東京の大手法律事務所をいくつか訪問する機会を得ました。その際に企業法務に関わる弁護士の方々のお話を聞き、「弁護士として企業をサポートする仕事」の存在を知り、深い興味を抱きました。

大学では労働法を勉強し、労働者の気持ちに立って物事を考えることが多かったのですが、労働者側の弁護士の場合、主に紛争が発生してから関与することになります。一方、企業法務の弁護士は、その前段階から、いかに紛争が起きないように物事を進めるのかを考え、企業にアドバイスします。後者の視点で労働法に関わるのも面白いのではないかと思い、企業法務を中心に取り扱い、労働関係にも強いAMTの門を叩くことにしました。

AMTに決めた理由は、ほかのどこよりも雰囲気が良かったからです。事務所訪問の際に受けた印象ですが、パートナー、アソシエイトの垣根を越えて弁護士同士がとても仲が良く、また情熱とプライドをもって仕事に取り組んでいる様子が窺え、「この方々と一緒に働いてみたい」と思いました。

当時は労働法以外の企業法務に具体的なイメージが湧かなかったため、部門制の法律事務所に入ってその分野に専念するよりも、AMTで色々な分野の業務を経験していくうちにやりたい仕事を見つけていこうと考えました。また、セクションが厳密に分かれていないAMTで幅広い分野の弁護士と関わりながら、色々な弁護士の仕事の仕方、考え方を参考にして成長していくのも楽しいに違いないと思ったのです。

1ヶ月間の新人研修を受けたことで
興味の幅と、同期との交流の輪が広がった

入所後は1ヶ月間の新人研修があるのですが、これによって私の視野と交流の輪が広がりました。研修内容はさまざまでしたが、中でも最も有意義に感じたのは、各専門分野のパートナーによる業務内容のレクチャーです。それまで労働法にしか興味がなかった私ですが、この授業を通じて今まで関心のなかった独占禁止法などにも興味が湧き、実務に入ってからも積極的に携わるようになりました。興味の幅を広げるきっかけを与えてくれたことに今でも感謝しています。授業によってはグループワークもありました。4人1組になって一つの課題に取り組むことで同期との親睦が深まり、東京に友人がほとんどいなかった私はうれしく思ったものです。

また、海外のクライアントが多いAMTならではだと思うのですが、英語の研修も充実していました。英語で自己紹介したり、ディスカッションしたり。新人研修中、毎日必ず1回は英語の授業がありました。そのほか、ビジネスマナー研修や、Word、Excel、Power Pointの業務での使い方、弁護士としての心構えなどを教わり、いよいよ私は実務に入りました。

不安を取り除いてくれたチューターの存在

若い年次はいろいろな分野を経験できるのがAMTの特色と聞いていましたが、私が入所1年目に経験した実務を振り返ってみても、まさにそのとおり。前々から興味があった労働法に始まり、REIT、独占禁止法、レギュラトリー(金融規制法)など、携わった分野は多岐にわたります。ファイナンス以外はひととおり関わったのではないでしょうか。

メインである労働法の分野では、1年目の間は企業買収案件のデューディリジェンスを行うことが多いです。M&Aの対象会社について、事業・財務・法務・人事・システム・環境などの法的問題点の有無を調査し、レポートにまとめます。会社の労務に関する法的問題点を全般的に調べますので、実務を通じて労働法の基礎知識を学べます。

難しい仕事も多々ありますが、優しい先輩方がいつも気にかけてくれているので安心して仕事を覚えていくことができました。AMTには「チューター制度」があり、アソシエイト1名につき2名のパートナーがチューターとして付きます。チューターの先生は実務指導のほか、新人の仕事量が適切かどうかも定期的に見て、調節を図ってくれます。時には食事に誘っていただき、やりたい仕事ができているか、困っていることはないかなどの相談に乗ってもらいました。おかげで1年目の緊張や不安が軽減され、毎日楽しく仕事に取り組むことができました。

同僚とはプライベートでも交流

頼りになるのは、パートナーばかりではありません。私は今、アソシエイトだけの4人部屋で働いているのですが、入所前に受けた印象どおり、皆さん気さくで優しい先輩ばかりなので、なんでも気軽に相談できます。忙しいパートナーに聞くのはためらわれるような初歩的な質問も、近くの席にいる年次の若い先輩になら気軽に聞けます。年齢が近い分、込み入った相談をすることも可能で、「こういう分野をやりたいなら、あの先生に直談判してみると良い」などの助言をもらうこともあります。

私の場合、プライベートでもアソシエイト同士の付き合いが多いです。土日に一緒に遊びに行ったり、所内のバスケットボールのサークルでともに汗を流したり。そういう交流を通じて人間関係がほぐれていくと、ますます職場に行くのが楽しくなるという好循環につながっています。

セクションが厳しく分かれている職場ですと、もしかしたらライバル関係や同調圧力が生まれるのかもしれませんが、AMTでは各々が自主的に好きな分野に取り組んでいますので、ギスギスした空気はなく、同期とは程よく刺激を受けあいながら支えあっています。私が通っていた京都大学も、自主性を尊重する学校でした。競いあって成果を出すだけではなく、それぞれが自分のやり方を見つけて、やりたいことを納得いくまで追求する。AMTはそれができる環境なので、本当に良い職場を見つけたと思っています。

神谷弁護士の案件ポートフォリオ

労働分野を中心に、REIT、独禁、コーポレート・M&A等の分野も経験あり。BUSINESS LAWYERSの人事労務分野に関する実務Q&Aの記事をパートナー弁護士と共同で執筆。

若手女性

神谷 咲希Saki Kamiyaアソシエイト弁護士

2013年3月
京都大学法学部 (法学士)
2015年12月
当事務所入所

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