社会人経験者が弁護士になる中でも
この経歴は、かなり特殊

AMTには異業種から転職してきた弁護士もおり、私もその一人ですが、中でも私の経歴はかなり特殊と言えます。最近ですと、大学を出てから会社に入り、会社を辞めてからロースクールに通ったり、ロースクールに通わずに予備試験を受験したりというのが、社会人経験者が弁護士になる場合の典型的なパターンです。

しかし私の場合は、社会人になる前にロースクールを卒業しています。そして、新卒で一般企業の知財部に入り、在職中に司法試験を受けて合格。その後、会社を辞めて、AMTに入りました。ロースクールに入った時点で当然、弁護士になることも視野に入れていたのですが、就職活動をしていた頃の私はビジネスに関わることへの興味のほうが強かったので、卒業後は一般企業に就職しました。しかし、会社で経験できる仕事の種類には限りがあり、また、さまざまな業種の仕事に携わりたいと思い、弁護士になったという流れです。

会社勤めをしながら試験勉強をするのは大変でしたが、ブランクはあったもののロースクールでの蓄積があったのはアドバンテージでした。残業が多い会社ではなかったので、土日に加えて平日もある程度まとまった時間を勉強に費やすことができましたが、蓄積があったからこそ、その中で何とか試験の準備ができたと思っています。

厳格な部門制のない職場ならではの魅力

法律事務所は数多くありますが、その中からAMTを選んだ理由は、業務の内容です。企業の知財部にいたことからもわかるように、私はもともと企業法務に関わりたいという希望を持っていました。また、企業法務を扱う事務所の中でも、ほとんどの業務分野をカバーしている大規模事務所で働きたいと考えており、そうなると自ずと事務所は絞られてきました。いくつかあった候補の中でも、AMTは弁護士の部門が分かれておらず、やりたい分野を選べる点が気に入りましたし、少し飽きっぽいところもある私には合っているのではないかと思いました。

現在、仕事で最も多く関わっている分野は独占禁止法です。これは知識を広めるためには大変役に立っていますが、今後は知的財産の割合をもっと増やしていきたいと思っています。前にいた会社でも担当していたことですから、特化とまでは言わずとも、知的財産に軸足を置けるようになりたいですし、この職場でならそれも可能だと思っています。

やりたい分野を選べるといっても、黙って大人しくしているだけでは、自分の思うような分野の仕事が舞い込んで来るとは限りません。所内のイントラネットで自分の関わりたい分野をアピールしつつ、いろいろなパートナーに積極的に話しかけたり、チューター担当のパートナーに希望分野を伝えて、その分野のパートナーに話を通してもらったりすることで、希望する分野の仕事をどんどんアサインしてもらえるようになります。そこがAMTの魅力です。

忙しくも充実感のあるアソシエイトの日常

私のようなアソシエイトは、入所してからの数年間、パートナーの案件を手伝いながら実務を学んでいきます。忙しい日ですと、日中に2、3回の会議が入ります。相手はクライアントの場合もあれば、弁護士の場合もあります。会議の合間を縫うようにクライアントや同僚とメールを盛んにやりとりしながら、所内のスタッフに書類作成の指示を出したり、確認をしたり。このように日中は慌ただしく過ごすことが多いですが、18時頃になると取引先の業務時間が終わり始めますので、メールのやりとりがスローダウンします。そこからは先は、契約書の作成などの作業に腰を据えて取りかかります。

会社員時代と違って「定時」という概念はなく、時には帰宅が遅くなることもありますが、自分の望んだ分野の仕事に取り組めるため、やりがいも大きく、忙しいながらも充実した毎日を送っています。私よりも多くの仕事量を抱えているパートナーが、テキパキと業務をこなしながら後輩を育て、なおかつ私生活も充実させている姿を見ると、とても尊敬できますし、いつか自分もそうなりたいと思います。

「読む・書く」から「聞く・話す」へ
留学と海外研修の重要性

AMTでは、アソシエイトに、入所後一定期間を経た後に海外留学・研修に行くことを推奨しており、懇意にするパートナーが希望先へ推薦状を書いてくれるほか、事務所が資金面の支援などもしてくれます。海外留学・研修の期間は、1年間の海外留学と1年間の海外研修というのが典型的ですが、研修に行かずに帰国するアソシエイトもいますし、逆に、複数の大学院に留学をしたり、留学をせずに海外研修のみをする人もいるなど、かなりの柔軟性が認められています。私の同期でもすでに留学の時期を定めて、準備を始めている者もいます。

AMTは国際的な案件を多く取り扱っているので、弁護士は日々の業務で英語を使う機会が非常に多いです。若いうちは「読む・書く」が中心ですが、年次が上がれば「聞く・話す」も増えますから、英語力を研鑽するため、そして海外の法制度を学ぶためにも、海外留学や研修は非常に有益な機会だと思います。

私自身は今後、海外への留学や研修も当然視野に入れながら、これまでどおり幅広い分野の業務に携わっていきたいです。そして、さまざま知見を蓄えつつ、「この分野だったら小島だろう」と言われる専門分野をいつの日か確立したいと思っています。

小島弁護士の案件ポートフォリオ

主に競争法関連の不正調査・リーニエンシー手続きや企業結合審査手続きなどの競争法分野を担当。一般企業の知的財産部で勤務した経験から、ライセンス契約・共同開発契約等の知的財産取引や不正競争防止法に関する案件にも多く関与。そのほか、株主総会・取締役会対応、代理店契約等の契約書レビュー・交渉支援、食品衛生法・景品表示法等の各種規制法リサーチをはじめ、幅広い分野の業務に従事。

中途採用・社会人経験者の男性

小島 諒万Ryoma Kojimaアソシエイト弁護士

2011年3月
早稲田大学法科大学院(法務博士(専門職))
2011年4月 - 2014年10月
三菱化学株式会社(現 三菱ケミカル株式会社)勤務
2015年12月
当事務所入所

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