AMTは国内でもトップの実績と規模を有しており
自身の専門性を磨いていける環境がある

私は新卒で弁護士数10人弱の比較的規模の小さい事務所に入所しました。その事務所に在籍していた当時も、業務分野としては、現在携わっている業務とさほど変わらず、ファイナンス分野を中心とした業務に関わる機会が多かったのですが、より専門的な法制度やビジネスのあり方に沿った仕事をしてみたい、また規模の大きい仕事にチャレンジしてみたいという希望から、転職を考えました。
転職先としていくつかの候補はあったのですが、国内でもトップの実績と規模を有していること、また、ファイナンス分野に一つの強みがあることなどの理由から、AMTへの入所を決めました。入所が決まるまでは面談の機会が十分にあり、複数のパートナー弁護士との面談を経たことで、AMTでやりたいことや実現したいこと、そして入所後の自分の将来のビジョンを自分なりに整理することが出来ました。入所前の段階である程度AMTで働くイメージを持つことができたので、入所後はスムーズに環境に馴染めたと思います。

入所後に少しだけ戸惑ったのは、以前勤務していた事務所が小規模で仕事で接点のある弁護士やスタッフの人数が限られていたのに対し、事務所の規模がかなり大きくなったので、当然ながら数多くの弁護士やスタッフと仕事をする機会が増えたことです。ただ、仕事を進めるうえでコミュニケーションをとることが非常に重視されていますし、チームを組んで役割分担をすることで作業効率が上がり、自分の与えられた役割に集中できるので、より仕事の質を高めて行くことができますし、非常に恵まれた環境で仕事が出来ていると感じています。日々の業務においても、疑問に感じた点などは遠慮せず質問や相談ができる風通しの良さがあり、小規模事務所のアットホーム感とはまた違った雰囲気の良さを感じています。

ひとつひとつのピースを組み合わせ
大きなパズルを
チームで作り上げていく

現在の携わっている業務内容は、プロジェクト・ファイナンスなどのファイナンス分野が多いのですが、様々な契約を組み合わせてひとつのプロジェクトを作り上げる難しさ、そして面白さを感じられる仕事だと考えています。ひとつひとつの契約のピースを組み立てるパズル的な要素も強く、一つの契約の一部分を修正すると他の条項や他の契約にどのように影響するかといった観点から、契約全体の整合性に配慮しなければならないという難しさはありますが、大きなプロジェクトをチームで作り上げるという充実感はあります。

若手のうちからハンドリングを担うことも可能

入所前は他の弁護士から、いわゆる四大法律事務所ではアソシエイトはなかなか案件で中心的な役割を担当できない、という話を聞いたこともありましたが、実際には全く違っており、本人が望みさえすれば、若手のうちから案件のハンドリングを任せてもらえるチャンスもあります。外に出るプロダクトや要所での方針決めなどはパートナーがきちんとスーパーバイズしてくれるので、安心して主体性を持って働くことができると感じています。知らず知らずのうちに無理をし過ぎてしまうこともありますが、若手弁護士には2人のチューターがついて、業務の負担などについて相談に乗ってくれるなど、若手弁護士の業務量をしっかりとコントロールする体制も整っていると思います。

様々な分野の経験も身に付けつつ、
専門性をさらに深めたい人には良い環境

AMTは同規模の他事務所と比較すると、分野ごとに厳格なセクション分けがなされていないという点に特色があるように思います。先ほど、AMTはファイナンスにひとつの強みがあること、また、専門性を磨ける環境にあることにも触れましたが、ファイナンス以外の分野の案件にも携わる機会も多々あり、各分野のプロフェッショナルの弁護士と仕事をする中で刺激を受けることも多いです。このような環境にいることで知識や経験に深みが増し、また、それらがファイナンス分野の業務において活かされることもあるので、専門分野のみならず視野を広く持つことの重要性を感じています。特定の分野において自分の専門性を深めたいという方はもちろんのこと、専門分野をさらに深める上で他の様々な分野の経験も身に付けたいという希望をお持ちの方にとってもぴったりの事務所だと思います。

一方で、様々な分野の案件に挑戦できる環境に身を置くことで、自ずとどの分野のどの案件に時間を割くのか、優先順位をつける必要に迫られる場面も増えます。自分が将来どのような弁護士になりたいのか、入所前に一度イメージしておけば、AMTでより充実したキャリアを重ねていけると思います。

和田弁護士の案件ポートフォリオ

自身の希望分野であるファイナンスをベースとしつつ、コーポレート/危機管理・不祥事対応やキャピタル・マーケッツにも携わる。

社会人経験・弁護士

和田 博文 Hirofumi Wadaアソシエイト弁護士

2014年3月
東京大学法科大学院(法務博士(専門職))
2016年1月 - 2018年1月
三井法律事務所勤務
2018年2月
当事務所入所

Apply

Apply