自分の意思で
幅広い分野にチャレンジ
貴重な経験を経て
専門性を追究する

私は、2010年にAMTに入所しました。数ある法律事務所の中からAMTを選んだ理由は、大手事務所であるにもかかわらず、厳格な部門制を敷いていないことで有名だったからです。他の大手は部門制が主流で、入所時に担当分野を決められてしまうのではないかと不安がありました。その分野が自分に合えば良いのですが、合わなかった場合が怖い。ですから、まずはさまざまな分野を経験して、自分の専門分野をじっくり決められる職場が良いと思ったのです。

実際、入所3、4年目までは、多くの分野の仕事に携わりました。興味のある分野を所内のイントラネットに書き込んでアピールすれば、その分野の仕事をパートナーから振ってもらえることもしばしば。また、AMTではアソシエイトの席替えが定期的にあり、その都度、周囲のパートナーの専門分野も変わるため、自分にとってまったく新しい分野の仕事を頼まれる場合もあります。そうした貴重な経験の中で、徐々に専門分野を絞っていきました。運や巡り合わせもありますが、基本的には自分の意思でやりたいことを決められる。それがAMTの魅力です。

私の現在の専門分野はファイナンスですが、これも自分の希望プラス、巡り合わせで決まりました。入所2年目に縁があり、銀行へ出向。法務部員として1年間ファイナンス業務に携わる中で、この分野への興味を深めていきました。AMTに戻ったときには、所内のパートナーも私の出向経験を知っていますから、ファイナンス分野の仕事をアサインしやすくなり、「自分が向いている方向と仕事の方向性」が合致。専門化がさらに深められていきました。

心強い「チューター制度」と
「教育研修委員会」

新人弁護士は入所後に1ヶ月間の新人研修を受けます。内容は、パートナー等による専門分野の業務説明や、基礎知識のレクチャー、ワークショップ形式の講義などです。そのあとは実務の世界に身を投じ、基礎を学ぶOJTが始まるのですが、最初は苦労しました。特にファイナンス分野は専門的で、契約書を見ても単語が難しく、理解できないこともしばしば。先輩弁護士の会話に耳を傾けると、謎の業界用語が飛び交っていることもありました。そんな中、分からないことはその都度調べて、徐々に知識を蓄えていきました。早く高いレベルに到達しないといけないという焦りもありましたが、この時期に熱意を持って動けば、弁護士としてかなり力がつくと思います。

当然、困ったときは先輩方が助けてくれます。AMTには、アソシエイト1名に対して2名のパートナーが「チューター」となる制度があります。日々の指導はもちろん、面談の機会も随時あり、仕事量は適切か、希望する案件に携われているかなどを熱心に聞いてくれます。仕事には直接関係ない悩みにも答えてくれるので、とても心強い存在です。それとは別に、アソシエイト全体を見る「教育研修委員会」という組織もあり、そこでも中堅・若手パートナーと面談し、今後担当したい分野や、出向、留学研修の希望などを親身になって聞いてもらえます。

「ランチタイム勉強会」と
「英会話レッスン」の効能

AMTは教育体制が万全です。入所直後の新人研修では基礎的なことを、そして昼に随時開かれる「ランチタイム勉強会」では専門的なことを学べます。ランチタイム勉強会とは、ファイナンス、コーポレート、訴訟など所内にある多くのプラクティス・グループがそれぞれ主催する勉強会のことで、弁護士は誰でも気軽に参加可能。毎回1名ないし数名の弁護士が自分の担当分野の新しい法律や判例、担当案件などを発表し、参加者は昼食をとりながらそれを聞いて勉強するのですが、専門分野の最初のとっかかりをつかんだり、あるいは未知の分野に飛び込んだりする上でもとても有用であるため、特に若手のアソシエイトは積極的に参加しています。

また、入所後に留学を考えていた私にとって特にありがたかったのは、主にジュニア・アソシエイトを対象にした「英会話レッスン」です。外国人の講師を相手に、所内で週に2回、40分ずつ、マンツーマンで英会話のトレーニングができます。講師は弁護士が必要なスキルを熟知しており、挨拶や自己紹介はもちろん、効果的なプレゼン方法なども指導してくれます。また、留学に必要なTOEFLの対策も教えてくれます。留学に向けて、そして将来、仕事で英語を使う場面を想定して、英会話レッスンは積極的に受けていました。

AMTで学んだことが海外留学で生きた

AMTではアソシエイトに対し、一定の年次に達したら留学することを推奨しており、原則として留学援助金の援助を受けられます。私は5年目にニューヨークのロースクールに10ヶ月間留学しました。そこでの経験は、素晴らしいの一言。アメリカのロースクール生のほか、世界各国から来ている弁護士、裁判官、検事など、多種多様な人種、文化、職種の人たちに交じって勉強できるので、毎日が刺激的でした。自国と他国の法制度の違いに、お互い驚きあうことの連続。英語は難しかったですが、ファイナンスやコーポレートに関してはこれまでの業務経験があったため、授業内容は案外スッと飲み込めました。また、若い学生と話す際も、実務経験がある分、こちらの言葉に説得力が生まれ、議論が充実しました。AMTで学んだ知識が生かされているなと感じる場面が多かったです。

留学後は、ロンドンの法律事務所などで1年間の実務研修をしました。研修先を決める際は、所内で同じフットサルサークルに所属しているパートナーが、懇意にしている法律事務所を紹介してくれました。そして帰国後、AMTに復帰。現在はシニア・アソシエイトと言われる立場になり、案件を主体的に取り仕切ることが求められます。入所時は右も左もわからなかった私をここまで成長させてくれたAMTと、さまざまなご縁を作ってくれた方々には感謝しかありません。

窪田弁護士の案件ポートフォリオ

主に不動産ファイナンス、コーポレート・ファイナンスおよびプロジェクト・ファイナンスなどのファイナンス案件を担当することに加え、M&Aおよびジェネラルコーポレートなどのコーポレート案件も継続的に従事。大手邦銀法務部への出向を通して、銀行法等の金融規制案件も多く関与。留学・研修後は、国内外クライアントのクロスボーダー案件の比率が増加。

中堅男性

窪田 彰Akira Kubotaアソシエイト弁護士

2008年3月
東京大学法科大学院 (法務博士 (専門職))
2010年1月
当事務所入所

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